活性酸素と過酸化脂質
脂肪というと肥満やメタボリックシンドロームなどに代表される負のイメージがありますが、脂肪も大切な身体の栄養素です。コレステロールは動脈硬化を引き起こすとして悪玉視されていますが、過剰なコレステロールは禁物ですが、コレステロールも身体に必要な栄養の1つです。
コレステロールは細胞と細胞を区切る、細胞膜に使われている脂肪です。細胞膜の脂肪は「不飽和脂肪酸」という脂肪から出来ています。不飽和脂肪酸は活性酸素の攻撃に非常に弱い成分です。不飽和脂肪酸が活性酸素に攻撃されるといくつかの過程を経て過酸化脂質に変化してしまいます。過酸化脂質は酸化して使えなくなった油だと思われると良いでしょう。
過酸化脂質となった細胞膜は本来の機能を失うだけでなく、正常な代謝、古い細胞が新しい細胞に入れ替わる周期も乱れて、新しい細胞が出来る前に古い細胞が死んでしまう代謝異常が起きてしまいます。細胞は私たちの身体のどの部分をとってもあります。過酸化脂質となった細胞がある部分は、その部分の機能がおかしくなりその器官の老化や病気を引き起こすのです。
